オンライン研修トレーニングも好評受付中!

Colums コラム

2015年09月21日

【 必須の交渉術 】


ビジネスに於いて、プロフェッショナルが身につけておかなくてはならないスキルにネゴシエーション(交渉)力があります。
仕事だけでなく、日々の生活のすべて、人生やキャリアの選択のすべてにネゴシエーション力は役立ちます。
つまり、人生の選択の成否すべてがあなたのネゴシエーション力次第と言えます。

ですが(残念なことに)、日本人は交渉下手と世界で評されていることも、交渉と聞くだけでネガティブなイメージを持つ人が多いことも事実です。
私もかつてはその一人でした。
そこには、大きな誤解があるのです。代表的なものを1つ挙げてみます。

それは、「交渉とは勝つか負けるかのものとの誤解」です。
交渉とは勝つか負けるかのものゆえ、人間関係や和を重んじたりする日本文化には合わないとの誤解があります。
交渉をきちんと学んだことのない人は、ほとんどの場合、交渉を勝つか負けるか駆け引き的イメージが強く、後味の悪い搾取的なものという印象を強く持たれています。

しかしながら、この勝つか負けるかという考えは既に最先端の交渉では淘汰されています。
現在、交渉力の基本的考えは関係構築型交渉術と呼ばれ、WIN-WIN交渉術ともいわれていますが、ハーバード大学のロジャー・フィッシャー教授等を中心に考えられたものです。

関係構築型交渉術の基本的目的は次の3つです。

(1)少なくとも関係を壊さない
(2)お互いにとってより良きを目指す
(3)実現可能な賢い合意を効率よく得る

人との関係を重んじるという関係構築型交渉ほど、他人を敬う文化を持つ日本人向きの交渉術はないのではないかと思うのです。
むしろ、特別なことではなく、根底に受け継がれた考え方の中に、既にあるものだと思うのです。

ですから、まずは「交渉とは勝つか負けるかの駆け引きとの誤解」を解き、正しく理解することからはじめ、正しく学んでいただきたいと思います。