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Colums コラム

2017年07月31日

【失敗を学びにできる人に】

誰でも失敗するけれども
「その失敗があるから今の自分があるんだ」
と考えられる人は、気持ちも安定しているし、誰に対しても朗らかに接し、人生を前向きに考えています。
失敗から学び、失敗を活かす事が出来ます。
失敗をして学ぶからこそ成長するのですから、成長の材料なわけです。

しかし失敗を活かせない人は、これがなかなか出来ず、
過去を悔やんで失敗を引きずったり、反省せず、改善せず同じ失敗を繰り返したりします。

短期的に見れば、失敗から学ぶのは辛い作業です。
感情的にストレスになります。
周囲の評価も下がったりして、恥ずかしい気持ちもするでしょう。
お酒でも飲んで忘れてしまった方が楽に感じるかもしれません。

しかし、長期的に見れば両者には大きな差が生まれます。
失敗を活かす人、活かせない人、どちらの人生が良いかは明白でしょう。

過去はコントロールできないし、変える事は出来ません。

実際の話、いつまでも引きずっている人よりは、
失敗を栄養にして「今度こそ!」と頑張っている人の方が、
人生を楽しんでいる人であり人を魅了します。
未来、そして今だけがコントロールでき変える事が出来るのです。

もし、失敗を引きずり、ネガティブな感情に陥っている人は、
心の中にある傲慢さが見えるからかもしれません。

自分は成功して当たり前と考えている心、
基本的にそういう心があると、自分の失敗をいつまでも引きずります。
その思い上がりが透けて見えると、居心地悪く、人は離れてゆくのです。
「自分も失敗した」と謙虚に受け入れる人は
そこから学ぶことができる人、
自分の将来に活かそうと考え着々と進んでゆくのでしょう。