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Colums コラム

2019年02月04日

【言いたいことが伝わる文章の基本ルール1】

ビジネスでは、文章でのやり取り大事ですよね。
その書き方ひとつで、印象は変わります。

知的でわかりやすい文章に見せるには、
「これはやってはいけない」という暗黙のルールがあります。
たとえば同じ言葉の繰り返しや乱用は、幼稚でくどい印象を与え、読むリズムを崩してしまいます。
書き手の言いたいことをきっちり伝える、知的な文章とはどんなものなのか。
今月は、ポイントを絞ってお伝えしていきます。

<その1> 主語と述語は近づける

文章を作るときは、主語と述語をあまり離すことなく、ワンセットとして考えます。
ある主語に対する述語がいつまでも出てこないと、相手はいらいらしてしまいます。
述語の位置は、主語の後ならどこでもいいのです。
明確な規則はありません。ですが、近くに主語述語です。


<その2> 不用意に主語を省かない

会話では私もよく飛んでしまうのですが(笑)
文章は、主語と述語でワンセットです。
不用意に主語を省くと、おかしな文章になってしまうケースがあります。
主語を省略したいなら、主語がわかりやすい述語を使うべきです。


<その3> 漢字とひらがなは上手に使い分ける

「時」と「とき」。「物」と「もの」など。
文章を書いていると使いたい言葉を漢字で書くべきか、ひらがなで書くべきか迷うときがあります。
文章の書き方ができる人は、意味によって漢字と仮名を使い分けます。


<その4> 修飾語と被修飾語は離さない

修飾語は、被修飾語のすぐ前にもってくるのが文章の基本です。
修飾語と被修飾語が離れすぎてしまうと、誤った解釈ができてしまい、読み手を混乱させることもあります。


<その5> 広い意味を持つ動詞は言い換える

英語には「get」や「take」のように多くの意味をもつ動詞が多くありますが、これは日本語でも同じです。
うまい文章を書くには、文脈に合わせて、より具体的な言葉に言い換えると読みやすくなります。
チェクしてみてください。

来週も引き続きポイントをお伝えします!