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Colums コラム

2019年03月04日

【プレゼンテーションの基本構成】

新年度に向けて、色々人前でお話しすることも多くなるのでは・・・。
今月のコラムは、プレゼンテーションをテーマにお届けします。

プレゼンは決して簡単なものではありませんが、コツをつかんで場数を踏めば、
上手にできるようになります。最大のポイントの一つは「話し方」です。
パワーポイントを使った資料作成も大切ですが、聴衆を魅了し、
意図をしっかりと伝える話し方こそが成否のカギを握ると言えます。


まず、基本の構成を知りましょう!プレゼンを3つのパートで構成してみます。

プレゼンの構成は、イントロダクション(I)・ボディ(B)・クロージング(C)の3パートで組み立てると、
伝えたいことを漏らさずにすっきりまとめられます。


I:イントロダクション

イントロダクションは、聞き手の興味関心を引きつけるための「つかみ」の部分です。
インパクトのあるデータを提示したり聞き手に質問をしたりして、
プレゼンのテーマや目的、伝えたいメッセージを明確に示します。
聞き手がプレゼンの内容に期待できるように引き付けることが、主な狙いです。


B:ボディ

 ボディは、プレゼンの「本論」の部分です。
3パートの中で最も時間をかけて自分の主張を過不足なく伝えることが大切です。

ボディは「結論→根拠→具体例・エピソード」という順番で構成します。
最初に伝えたいことを打ち出し、その後で聞き手を納得させられる根拠を示します。
それだけでは抽象的で、聞き手が理解しづらいことも多いので、具体例やエピソードを挙げて補足します。
結論を最後にすると、聞き手は話し手が何を言いたいのかが最後までわからず、
イライラしてしまう可能性があります。


C:クロージング

 クロージングは、プレゼンの「締めくくり」の部分にあたります。
このパートをうまく進める良い方法は、クロージングの最初に質疑応答を行うことです。
聞き手が感じた疑問を先に解決することで、満足感を高められます。
質疑応答後は、再度自分の主張を簡潔にアピールし、聞き手の清聴に感謝を述べて終了します。