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Colums コラム

2020年07月01日

【「怒る」のではなく「叱る」】

指導現場にいると、まあ驚くことは山ほど起こります(笑) 
上司や先輩の立場からすると、つい、イラっと来てしまったり、怒りがこみあげてきつく言ってしまったり、態度に出てしまったというようなことは、1度くらいは体験があるのではないでしょうか。

そこで、今回の心得!!

心得その3:「怒る」のではなく「叱る」こと

新入社員が失敗した際に自分の感情のまま行動するのは「怒る」です。
感情をぶつけてあたるということと同じですよね。
自分が「がっかり」したり「困った」りした気持ちを相手にぶつけて気晴らししているだけなのです。
目的は、相手が成長し、できなかったことができるようになることですね。
怒ることは相手にとっても己にとっても何もプラスになることはありません。
痛いエネルギーを感じ、嫌な気持ちが残るだけです。

相手のことを考え注意することこそ「叱る」です。
何が悪かったのか、どうしたらいいのか、自分はどう考えているのか、それはどういうことなのかなど、相手の事を想い、相手に伝わるように、叱ってこそ新入社員の成長に繋がるのです。

感情はエネルギーです。痛いものは人は避けたいと思うものです。
いつしか「成長したい」という気持ちより「怒られないようにどうするか」ということしか考えない社員になってしまいます。
指導者は、自身の感情のコントロールをきっちりと行いましょう。