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Colums コラム

2021年04月01日

【 職場や周りにいる「合わない人」と上手に付き合うには 】

春になると環境が変わることが多いですよね。
部署が変わったり、新しい人が来たり、親しい人がいなくなったりと、気が付かないストレスがかかる時期でもあります。
今月から、職場や周りにいる「合わない人」と上手に付き合うコツについて書いてみます。

職場の上司や同僚に、なんとなく波長が合わない人っていませんか?
今回は、どうしても合わない人の特徴や、なぜ合わない人がいるのか、原因や理由を解説。
さらに、価値観が合わない人と関わらないといけない時にできる、付き合い方や接し方のコツをご紹介します。
では、今回から、観察してもらい、気が合いにくい人の特徴を捉えていきましょう!

【特徴1】我が強く、人の意見を受け入れようとしない頑固な人
 
まず、「我が強い」の意味です。
我が強いとは、「強情」「意地っ張り」「強引に自分の考えを押し通そうとする」「人の意見に協調する気持ちがない」という意味です。

「我が強い人」とは、しっかりした価値観が特にあるわけではなく、その時思ったことを無理に押し通そうとするわがままな人のことなんですね。

小さな子どもによくある振る舞いですが、大人の女性や一人前の男になってもそれを引きずっていて、それゆえに『面倒くさい人』と周囲から思われています。

では、似ているようで違うこの2つはどのように違うのでしょう。
「我が強い」と「気が強い」

「気が強い」とは「気性が激しくて簡単に自分を曲げない」「勝気なこと」という意味です。
「我が強い」と違い、自分の中にある価値基準や意見がしっかりあるから反対をしてくるタイプなので、ある程度方向性が見える点がまだマシです。

「我が強い」は幼さがあり、ただただ自分の意見を通そうとします。
行き当たりばったりで価値基準がどう転ぶかわからず、予測がつきにくい点があります。

いずれにせよ、周りの人との反発や衝突をいとわないため、どちらも厄介だといえます。
しかし、見方を変えれば、我の強いのは「真っ直ぐな気持ちの強い人」ともいえます。
人の考えは当人が育った環境や体験に依存して形成されるため、環境次第では我の強さが功を奏して大化けする可能性も秘めています。

「我が強い」と言われる男性や女性はどうしてそうなってしまったのでしょうか?
次回は、「我が強い」と言われるようになった原因や要因を解説します。