【伝えたことを納得してもらう】

2016年01月11日 コラム

リーダーとしての役割を発揮するにあたり、自分の指示に対してメンバーに納得させる必要があります。

そのために、まず人が他者の話に納得するときの構造を見てみましょう。

人は、話を聞いているときに、「話している人」そのものと「話の内容」の両方を判断しています。
話している人を信頼できなければ「この人には言われたくない」ということになりますし、信頼を置いていれば「この人が言うんだから」ということになるのです。
また、話の内容については、分かりやすく理にかなった話であれば納得しますし、具体性や論理性にかける話であれば納得しません。
「話している人」の信頼性を高めるためには、日ごろから信頼を裏切るような言動をしてはいけないことは当然として、信頼を貯蓄しておく必要があります。
そのために最も重要なことは「約束を守る」ということです。
逆に約束を守ってくれた記憶が増えることでメンバーはリーダーを信頼できるようになっていきます。

ですので、小さなこともどしどし「約束事」にすることをお奨めします。
例えば「今度食事に行こう」ではなく、「来週火曜日ランチにに行こう」というように具体的な約束事にするのです。
メンバーが相談したいと申し出た時、たまたま上司に呼び出されていて時間がないときなども、「悪い後にしてくれ」ではなく、「30分後に声をかけるから、そのときにしてくれ」というように相手がはっきりとイメージできる言葉に置き換えるのです。

この小さな約束の積み重ねは、実は非常に効果があります。
決してできない約束はしてはいけませんが、約束してあげたいけれど難しいときなどは、「この件部長に依頼するのは、正直今は難しいと思うけど、今週中には感触をつかんで報告するよ」というように実現可能性を探ること自体を具体的に約束するようにしたいものです。

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