【カマス理論】

2018年04月30日 コラム

連休真っただ中ですね。少し、新しい環境に慣れて来たころ。
今回は、カマスを使った面白い実験があり、実験結果を人間行動に当てはめて
特に企業や組織の中の戒めにしている「カマス理論」と呼ばれるものをご紹介しましょう。

カマスという魚は攻撃的な魚で、人を襲うこともあるらしいです。
通常、小魚を食べて生きています。
このカマスを水槽の中に入れ、同時に餌となる小魚も一緒に入れます。
しばらくすると当然、カマスはこの小魚を食べてしまいます。
しかし、これをある時から水槽の中にアクリル板の仕切りを入れ、カマスと小魚を隔離してしまいます。
アクリル板の仕切りなので、カマス的には今までと同じように美味しそうな小魚が泳いでいるのが見え、
食べにいこうとしますが、残念ながらアクリル板に邪魔をされ食べることができません。
何度か挑戦しますが、原因を理解できないまま、食べることを諦めてしまいます。

さて、ここからが実験の面白いところですが、
しばらく食べずにいて、さぞお腹が空いているだろうという頃を見計らって、
仕切りにしていたアクリル板を外してしまいます。
普通なら、すぐに飛びつき小魚を食べてしまうと想像するのですが、
これがなんと食べずに餓死するという結果なのです。

かわいそうなカマスなのですが、実はこれを新入社員に置き換えると
同じことが起きるかもしれないという教訓になるのです。

新しく社会人となり、意気込んで入社した新入社員は、初めての会社体験でさまざまなことを見聞きしますが、
新鮮な観点だからこそ無駄なこと非効率なことに気付くことがあります。
これを、先輩社員に相談してみると、「これは、昔からこうやっているから問題はないのよ。」と諭されます。
会社ってそんなものかと思い、数年も経つと言っても無駄とか、言わない方がいいのかとも思い始めるのです。
なんとカマスと同じことになってしまい、せっかくの新鮮な見方や発想を殺してしまうという例えになります。

新入社員だけでなく、先輩たちも気を付けましょう!
ですね。

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