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Colums コラム

2019年06月24日

【職場に活かす心理学・アドラー認知論】

アドラーの【認知論】=「全ての物事はその人のイメージで解釈されている」

わかりやすく言うと、「自分に関係があることしか見ない」、
「人は常に自分なりの評価を下している」というものです。

例えば、売上げ1位を記録した人を見て、すごいと思う人もいれば、思わない人もいる。
失敗して もうダメだと思う人もいれば、貴重な学びだと思う人もいる。
完璧にやらなければと思う人もいれば、6割できればOKと思う人もいる。

その人特有のものの見方や価値観のことを、アドラー心理学では私的論理といいます。
誰もが自分流の正しさを持っていて、自分だけのメガネ(私的論理)を通してものを見ていることです。

事実に、自己都合の意味をつけ、自分の中で真実のように思い、語っているという事。
うまく機能しているものとそうでないものがあるので、人の話は注意深く聞くこと。
こんな言葉耳に良くしませんか?

「みんな」私を嫌っている
「いつも」うまくいかない

このように、「みんな」「いつも」のような言葉を使って、
物事を大げさに捉えてしまうのが「誇張」です。
本当に「みんな」ですか?「いつも」ですか?
自覚のある方は「本当にそうなのか?」と自分に問いかけてみてください。
事実は、そうでもなかったりします。


「他者の目で見、他者の耳で聴き、他者の心で感じる」(アドラー)

職場では、事実を把握することが大事です。気をつけて聞きましょう。