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Colums コラム

2017年04月24日

【 本当の責任とは 】

“責任”という言葉を辞書で引くと 英語では、responsibillty です。
もともとは、何かに対して応答する事。対応する状態を意味しています。

どうも、責任というと、責めを負う事、罰をうけたり、
地位や指揮権を放棄する事というニュアンスが強いと感じます。

語源からしても、本来責任とは、自分が行う行為に対して、対応していくという事だと思うのです。

失敗した「申し訳ありません責任とってやめます。降ります。」
よく聞く言葉です。

・・・これは本当の責任ある行動なのでしょうか。

そのことに対して、どんな結果になったとしても、対応していくこと、
それこそが責任だと思うのです。

全ての事を対処し、完了させた後、この役割は適任ではなかった、
また、引き続き請け負っていくのに自信が今は持てない。手腕がない。という時は、
責任の中で、誰かに代わっていただくことなのではないかと思うのです。
放棄は無責任ではないかと・・。

仕事において、自分の担当したこと、請け負ったこと、
それをうまくやることだけが責任の全て、ではありません。
そのことに、対処し、その後改善し、よりよくしていくことが本当の責任を果たした行動だと思うのです。
責任ある仕事をする人でありたいと思います。