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Colums コラム

2022年01月01日

【人財育成必須のコーチング力③『コーチングのデメリット』】

コーチングにおけるメリットは、前回お伝えしました。
一方で、デメリットを挙げてみると、それはコーチングの結果に対するデメリットではなく、「コーチングスキルの低いコーチが、コーチングを行うことのデメリット」といった方が良いと思います。この状況に遭遇したことは多々あります。
例えば、コーチにクライアントとの信頼関係構築についての重要性の理解が欠如していて、スキルを使えば結果が出ると思っていては、そのクライアントに対し的確な質問を投げかけたり、傾聴の姿勢を示すことは困難でしょう。
結果、一方的にコーチ自身の考えをクライアントに押し付けてしまうという可能性も生じます。
また、コーチングを行う相手を誤り、まだ知識や経験が浅く、成熟度の低いクライアントを対象としてしまっては、適切な“答え”を導き出すことができず、クライアントを混乱に陥れてしまうリスクも考えられるのです。
コーチングを実施する際には、メリットとデメリットに触れ、コーチが「正しいやり方」を理解し、適切なアウトプットを行えるようにすることが欠かせません。