質問には大きく二つのタイプがあります。
一つは「はい・いいえ」で答えられる閉じた質問(クローズドクエッション)
もう一つは「どう」「なぜ」などで答えが広がる開いた質問です(オープンクエッション)
関係の浅い場面や事実確認には閉じた質問が有効ですが、相手の本音や背景を知りたいときには、開いた質問が力を発揮します。
例えば「このプロジェクトは順調ですか?」と聞くと、答えは「はい/いいえ」で終わるかもしれません。
しかし「順調に進めるために、どんな工夫をされていますか?」と尋ねれば、具体的な行動や考え方が見えてきます。
例をいくつかご紹介します。
1.相手の考えを引き出す(開いた質問)
• その考えに至ったきっかけは何ですか?
• どんな点が一番大事だと感じていますか?
• これまでに似た経験はありましたか?
2.感情や背景を探る
• その時、どんなお気持ちでしたか?
• 一番大変だった点は何ですか?
• 意外だったことや驚いたことはありますか?
3.前向きに広げる
• もし制限がなかったら、どうしたいですか?
• 理想的な形はどんな状態ですか?
• 次に試したいことは何ですか?
近いうちに、どれか使ってみましょう!



