【職場に活かす心理学・アドラー課題の分離(1)】

2019年07月08日 コラム

「課題の分離」とは、「自分の課題と相手の課題を分けて考える」という
アドラー心理学の理論の一つです。

例えば、
「仕事をすること」 「勉強をすること」「嫌な人と付き合うこと」 「今晩の夕飯をどうするか」
など、人生には「課題」がたくさんあります。

では、どうやって分けるかというと、

・自分でコントロールできるものは「自分の課題」
・相手にしかコントロールできないものは「相手の課題」

…と分けます。

例えば、
 部下が国家試験の勉強に取り組んでいないことでイライラしている育成上司のAさんの場合。

Aさんの状況を「課題の分離」で考えると、
・「勉強をしない」は、部下の課題
・「イライラする」は、上司のAさんの課題ということになります。

このように課題の分離をすると人間関係の問題がわかりやすくなって、
 自分が何をすべきかが明確になるというメリットがあります。

例えば、 先ほどのA上司の話に戻ると、「勉強をしない」のは部下の課題です。

上司が昇格に有利だからと、どんなに努力しようがイライラしようが、
勉強をするかしないか決めるのは部下自身です。

つまり、 「部下が勉強をしない」という課題は、上司Aさんには取り組めない課題なのです。
 一方で、「イライラする」のは上司Aさん自身の課題です。

イライラするのは上司Aさんの感情ですので、
それとどう付き合うかはAさん自身が取り組める課題です。

 すごくシンプルで明確でしょ?

しかし、上司Aさんは、これじゃ納得出来ませんよね^^;
部下が勉強せず、資格を取らない問題は何も解決していませんから。
 それに、「部下に勉強させ目標達成させるのは、上司の責任」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そうですよね。
なので、このもやっと、したものは、次回解消しましょう!

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