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Colums コラム

2019年07月22日

【職場に活かす心理学・アドラー隠された目的と人生の嘘(1)】

今回は、怖い上司にどう対応したらよいか、という問題を読み解いてみましょう!

アドラーの考え方では、「怖い上司」はあなたが作り出している、ということになります。
あなたとの関係でだけ、そのおじさんは「怖い上司」になることを余儀なくされているのです。
だからあなたがすべきことは、自分の対応の仕方に改善の余地がないか考えることです。
例えば、昨日、上司にひどいことを言われたとします。だけどそれは昨日の、終わった話です。
これからもずっとそう言われるわけではありません。
相手がどうであれ、こっちが深刻になってはいけないのです。
次に上司の前に立ったら、「よし、今日はそう来るか」とか、楽しんでやるぐらいの気持ちでいいのです。
あなたが普通に上司に接すれば、やがては上司も「この人間に対しては、ほかの人に対してするように、
特別な自分を見せなくてもいい」と気づくようになります。
そもそも偉そうにする上司は、劣等感がすごく強い人なのです。
だから、「部下に普通に接したら、馬鹿にされてしまう」と考えてしまうのです。
こうした人は、部下の側が普通に接すれば変わるかもしれません。
引き続き次回もこのテーマについて取り扱ってみましょう。