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Colums コラム

2017年05月22日

【 リーダー自身のモチベーション 】

今回は、リーダー自身のやる気、モチベーションについてです。
リーダー自身のやる気、モチベーションを 高い状態にして、それをいかに持続するかということは、様々な場面でリーダーシップを発揮する際に非常に重要になってきます。
リーダーシップを発揮するには、4つの視点が必要と言われています。

1つ目は「志」です。
自分の会社の仕事を通して実現したい夢や常に持ち続ける信念がどうであるかが問われます。

2つ目は「人間力」です。
これは、リーダーとして魅力的な言動や一社会人としての確固たる価値観を 育んでいるかどうかです。

3つ目は「ルール」です。
組織における共通のルールがあり、機能している 状態としているかということです。

4つ目が「システム」です。
組織の PDCA をまわすための マネジメントシステムを確立しているかということです。

これらの4つの視点をバランス良く備えることが求められます。

ただ、これは、一朝一夕で身につくものではありません。
これを身につけるためには、企業の経営幹部や管理職などリーダーたちが、 日々起こる事象を自分ごととして捉え、「どんな意味があるのか」と自らに問いかけ、人間力を鍛えていく 「内省(セルフコーチング)」の時間を持つことが、非常に重要です。

例えば、日々の業務では様々な出来事があり、様々な場面に遭遇すると思います。
何か問題が起きたときに、「○○さんはまだ若いから・・・」とか、 「△△さんはああいう性格だから・・・」等々、部下本人の問題として捉えれば、そこで終わりです。
しかし、「なぜそのような部下の言動が引き出されたのか?」、「なぜ自分に言いにくいのか ? 」など”自分が源”として 捉えれば、さまざまな改善点や解決策が見えてくるのではないでしょうか。
これは、自分の志や人間力そのものの 課題と向き合うことにもなるので、心地よい時間にはなりません。
しかし、この「自分自身の現状に関して自問自答する」 「自分自身の課題に対して内省する」という場をもてるかどうかが、リーダーとして持続的に成長し部下と共に仕事をして いくとことができるかどうかの分かれ道となります。