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Colums コラム

2017年07月24日

【失敗をどうリカバーするか!】

前回、失敗は隠されるより、早く報告される空気づくりが大事だとお伝えしました。
あとは「すぐに指導する」そして「あとあとまで引っ張らない」の2つ。

厳しく言うならまず報告してくれたことに感謝したあと問題点を伝えて、
リカバリ対応を行い、目鼻がついたら原因と予防策を相手にも再度考えて報告してもらう段取りをすること。
別に厳しく言わなくても本人がしっかり理解し、今後の対策ができれば、それで目的は達成されるのです。
委縮させたり、落ち込ませたり、気力をなくさせてもチームの足しにはなりません。
「叱る」と「怒りをぶちまける」のは違います。

そして、叱った後は早くに切り替えて、普段通りの空気に戻すこと。
チームの目的は目標を力を合わせて達成する事です。
ミスしたことや、至らなかったことをいつまでも根に持っていたら、前に進むものも進みません。
ミスをおかした人と、それを厳しく指導する人が気まずい空気というのは、周りも敏感に察知するので、
いつまでも引っ張っていると全体にも悪影響を与えることになってしまいます。
失敗処理の後は、自分から普段通りの空気に戻すよう、
周りに声をかけたり立って歩いたり、空気を動かすようにするといいかもしれません。

簡単にできることはでないのですが、まず自分が変わること。
それをコツコツと積み重ねることが緊張感を持って仕事をしつつ、
ミスが起きたときに速やかに報告しやすい空気を作るのかもしれません。