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Colums コラム

2024年01月01日

ビジネスにおけるストーリーテリング 3ステップ②

ビジネスにおけるストーリー、それには、理念が必要だとお伝えしました。
しかし、「理念」に沿って商品を作れば売れるかというと、もちろんそうではありません。
理念だけでは企業側のエゴでしかないので、お客さん目線のメリットが必要です。

「顧客」はいったい誰なのか?
顧客はどんな「課題」を持っているか?
課題解決の先にどんな「価値」を見出しているか?
の3つの問いに答える必要があります。
これはストーリー云々の前にビジネスの基本でもあります。

まず「顧客」が誰かはわかりやすいですね。ターゲットです。
ただし「20代女性」だとぼやけます。
よく知っている実在する1人の顧客をイメージしましょう。

顧客は「課題」を解決する方法を求めています。
欲を言えば、既存の商品では解決しきれない課題がいいですね。
顧客のかゆいけど手が届かない悩みはどこでしょう?

そして見過ごされがちなのが「価値」です。
顧客は課題解決の先に、もっと根源的な欲求を持っています。
顧客が対価を払うのは、商品そのものではなく、価値に対してです。

価値はわかりづらい概念なので、「お掃除ロボット」を例に考えてみましょう。

お客さんの課題は、「部屋をキレイにすること」ですね。
しかし既存の掃除機では手が届かなかった「自動で部屋をキレイにする」を実現しています。

さてここでのお客さんの価値は、「部屋をキレイにすること」でしょうか?
いえ、きっとそうではありません。
本当の価値は、「時間を節約すること」です。
お客さんが本質的にお金を払っているのは、掃除の手段としてではなく、節約できる時間に対してです。
ということです。

「顧客」「課題」「価値」は、必ず3点セットで押さえてください。