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Colums コラム

2024年04月01日

コミュニケーションの達人への扉①

~コミュニケーションの達人になる秘訣~


今回はコミュニケーションスタイルをテーマにしたいと思います。

優れたコミュニケーションとは、実は、話し手の口から発される言葉そのものよりも、
聞き手の耳に入る言葉の方が大きな意味を持ちます。
そして、「どのような言葉が実際に耳に入るか」は、話し手の発するメッセージが、
聞き手が好むコミュニケーションのスタイルに沿ったものになっているか?
という点に左右される部分が大きいということを知っていましたか?

 

コミュニケーションのスタイルを分析したものは沢山ありますので、
色々知って、総合的に人を見るようになるといいと私は思います。


今回は、このように4つのタイプに分けてみます。

 

・直観型
このタイプは、結論を聞こうとする。
途中をスキップして最終結論に向かい、全体像が把握できる話を求める。
そのため、重要なのですが、細かい話になると、スルーする傾向があります。

 

・機能型
直観型とは逆で、重要な話であれば細かい点にも集中して耳を傾けるタイプ。
会話やプレゼンテーションについても、ステップ・バイ・ステップで直線的に進み、順序だった伝え方を好みます。

 

・分析型
人の話から確実なデータや数字、分析を得ようとする。
話し手が感情をあらわにしたり、感覚的な言葉を多く使ったりすると、言葉が耳に入らなくなります。

 

・人格型
気持ちや感情、人間のあいだの関係にまつわる要素を求め、そうした話に耳を傾けます。

 

コミュニケーションの達人になりたいなら、最初に取り組むべきことの一つは、メッセージを伝える相手が好むコミュニケーションのタイプを見極めることです。

そしてそのためには、聞き手に対して「あなたがお聞きになりたいことは何かな?」と洞察していく習慣をつけましょう。