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Colums コラム

2019年02月25日

【言いたいことが伝わる文章の基本ルール4】

知的でわかりやすい文章に見せるには、「これはやってはいけない」という暗黙のルールがあります。
たとえば同じ言葉の繰り返しや乱用は、幼稚でくどい印象を与え、読むリズムを崩してしまいます。

書き手の言いたいことをきっちり伝える、知的な文章とはどんなものなのか、
前回のポイント<その14>に引き続いて、お伝えしていきます。


<その15> 「~~的」や「~~化」は慎重に使う

「~~的」「~~化」などの言葉があります。
よく見聞きする言葉ではありますが、乱用すると読み手はわずらわしく感じます。
「~~的」は聞こえの良いかっこいい言葉かもしれませんが、
使い方を間違えると、訳の分からない文章になることもあります。


<その16> カタカナ語で文章力をごまかさない

一般的にあまり聞きなれないカタカナ語を使用した文章は、読み手に不親切です。
読みやすい上手な文章は、分かりやすい日本語に言い換えられています。
見せかけだけのカタカナ語では、文章力をごまかすことはできません。


<その17> “ら抜き言葉”で書かない

“ら抜き言葉”は一時期、間違った日本語としてかなり批判されたこともありました。
例えば、「見られる」→「見れる」、「食べられる」→「食べれる」などの表現です。
日常会話はともかく、文章に登場する”ら抜き言葉(ら抜き表現)”には、
まだまだ不快感を覚える人が多いのが現状です。


4回にわたって、ポイントをお届けしてきました。
知らないうちについている習慣を見直す機会にしていただければと思います。