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Colums コラム

2019年02月11日

【言いたいことが伝わる文章の基本ルール2】

知的でわかりやすい文章に見せるには、「これはやってはいけない」という暗黙のルールがあります。
たとえば同じ言葉の繰り返しや乱用は、幼稚でくどい印象を与え、読むリズムを崩してしまいます。

書き手の言いたいことをきっちり伝える、知的な文章とはどんなものなのか、
前回のポイント<その5>に引き続いて、お伝えしていきます。


<その6> 接続詞「そして」「~が」を乱用しない

「そして」「~が」といった接続詞は、文章の道筋をはっきりさせるために使用します。
しかし、接続詞の多すぎる文章は、道路標識が多すぎる道路と同じです。
読み手(ドライバー)を余計に混乱させる危険があります。
 

<その7>  接続詞「しかし」は必要なときだけ使う

接続詞「しかし」は逆接の文章をつなげるときに使用します。
うまく使えば、読み手に大きなインパクトを与えて印象に残すことができますが、
使い方が間違っていると、読み手は戸惑ってしまいます。

 
<その8> 主語に続く助詞「が」と「は」を使い分ける

文章を書くとき、主語のあと多くの場合「が」や「は」などの助詞が続きます。
うまい文章を書く人は、助詞「が」「は」を上手に使い分けます。
たとえば「コーヒーは苦い」と「コーヒーが苦い」であれば、「コーヒーは苦い」のほうがしっくりきますね。

 
<その9> 同じ文章に助詞「が」を何度も使わない

助詞「が」が同じ文章に何度も出てくると、読み手は大変読みづらく感じます。
うまい文章を書く人は、「が」を多用しないで、言いたいことを伝えます。


<その10> 「~こと」「~である」を頻繁に使うと読みにくい

あなたが書いた文章に「~こと」「~である」の言い回しは、何回登場するでしょうか?
もし「~こと」「~である」が頻繁に使われているなら、その文章は読み手が読みにくいと感じる可能性大です。


今週はどうでしたか? 文章チェックして、ぜひ役立ててください。