ストーリーを料理に例えるなら、まず具材を揃えるところからスタートします。
「良い具材」を「必要な量」だけ用意しなければ、美味しい料理は完成しません。
次の3ステップで具材を揃えましょう。
1.「理念」を明確にする
2.「顧客」「課題」「価値」を定義する
3.筋を通す
この時点ではまだストーリーの形につなげません。
ぶつ切りの素材を用意するだけです。
多くの場合、この具材を揃える工程が見過ごされています。
実際のビジネスでは、具材を揃えるだけでもかなり優秀だと思います。
1番最初の材料は、ストーリーの原点になる「理念」です。
その企業がその商品が、一体何のために存在するのか、最も原始的な問いに答えましょう。
今日のように商品を機能で差別化できない時代には、商品の持つ「理念」や「意味」が問われます。
顧客は理念に共感できるストーリーを積極的に手に取ります。
次回は2番目のステップについて解説します