仕事をしているとやりがいや楽しいこともたくさんありますが、しんどい仕事もあります。
そして簡単に評価されるほど世の中は甘くないです。
そうした時にも、ぐっと堪えて頑張れるかどうかが、大きく成長できるかどうかを左右します。
人が、心のどこかに「逃げ道」を持つことは、決して悪いことではないです。
もう本当に駄目になったらこうすればいいや、という覚悟があれば、
チャレンジをすることに対して気持ちが楽になります。
たとえば、私の場合ですと、アナウンサーとしての仕事が1年以内にもらえなかったら、
親に謝って、OLに戻ろう。もしくは、結婚しよう。といった感じでした。
しかし、ある意味で良い逃げ道でした。
ただ、そうした逃げ道というのは、心の奥底にしまっておくもので、普段から考えるものではありません。
それは最後の手段なのです。
普段から、もしかして別の仕事が向いてるのでは、とか、別のところにいけばもっと評価されるはずだ、
なんて逃げ道を今の仕事と天秤にかけながら働いているうちは、どこにいったって成長しません。
やると決めたからには、逃げることを考えたりせずに前を向いて、そして上を目指して欲しいと思います。
ちなみに、上を目指すというのは、現状よりも新しいことができるようになり、自己成長を自ら創り出し、
少なくともこの分野に関しては○○さんね!と言われるような人になる。
周りの人が、「それなら、この人よ」と言ってもらえるくらいの人間になるということからではないかと思います。