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Colums コラム

2017年09月11日

【 伝えたいことが伝わらない 】

私がいつもお伝えしている、原理原則をお伝えします。

〝(自分が)何を言ったかよりも、(相手に)何が伝わったのかが真実〟

以下のような、経験はないですか?
先輩「いや、私はちゃんと言いましたよ」→ 後輩「いや、私は聞いていません」
担当者「前回、○○とお伝えしましたが」→ スタッフ「知りません、初めて聞きました」
上司「Aを使うと言ったはずだけど」→ 部下「いいえ、Bと言っていましたよ」

私も、たくさんの企業と関わり、現場で多くの方と膝を突き合わせる中で、同じような場面に数えきれないほど出会ってきました。
お互いに言い分はありますが、私の結論はコレです。

相手が知らないなら、伝えたことにはなりません。
何も言ってないのと一緒です。
相手に正しく伝わらなかったのではなく、(変換されて)誤情報が正しく伝わっているのです。
そのようなときに、自分の正しさをいくら主張しても、何も解決しません。
むしろ、関係と状況が悪化していくだけです。

伝わった情報。相手の結果が全てです。
自分が何を言ったかよりも、相手に何が伝わったのかが真実です。
そう受け止めて次に進める力を持ちましょう。
怒っていても仕方がありません。

その結果を踏まえて、自分がこれから、どう対処していくかしかありません。
次回は、原因についてお伝えしましょう。