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Colums コラム

2017年07月17日

【失敗にどのようにリーダーが対応できるか】

前回失敗を糧にするというお話をさせてもらいましたが、
聞いた瞬間は、「えっつ!なんで!!」思わず、カッ となってしまうのが人間。
しかし、リーダーはここで頑張らなくてはいけません。
どんなにクリティカルなミスでも、リカバリしようのないトラブルでも、
相手が「報告してくれたこと」そのものに感謝すること。
笑顔を引きつらせながらでも、まず開口一発、「報告してくれて、ありがとう」と言うようにしましょう。

そもそも言われなきゃ気付いてないミスとかトラブルは、きっと沢山あって、
気付かないまま、なんとかなってるものもあるかもしれないのですが、
自分が把握できていないトラブルの火種がずーっとくすぶっていて突然ドカン! 
と大爆発を引き起こすよりは、早く言ってくれたほうがよっぽどマシです。

そしていかに早く報告してもらえるかどうかは、
リーダーがどれだけ「報告しやすいムード」を作れているかどうか、だと思います。

しかし、このバランスが難しく、「報告しやすい」のと「ミスしても言えば許してもらえる」というのは、違いますので、この線引きは、気を付けましょう。
原因の洗い出しをシビアにして、予防策をしつこく考えてもらうことで、起こしたミスの重要度は理解してもらう事は大事ですね。
その時の言い方も大事です。