志…という言葉はもう古い?特別な人が持つもの?
先日リーダーシップ研修の中で、「信条・志」なんて、経営者とかが持つもんだよね、考えたことともないですよね。という声が聞こえました。
やっぱりなあ・・。と思わず、聞こえないふりをしましたが、そうではないよ。
今の時代だからこそ、「志」が大切で、誰もが持つべきだと思うのです。
今の時代は、一言でいえば「多様化」の時代。
高度成長期は、全員が同じ方向を見て、言われたとおりに行動していれば良かった、もしくは、それ以外の選択は厳しすぎた時代。
でも、これからは、自分の人生に対して、誰も明確な方向性を決めてくれない。
多様化の時代とは「自分で決めて、自分の目指す方向に進む」時代なのではないかと思うのです。
そして、誰もが、人と違う自分らしさを持っており、誰もが、社会や人に対して貢献することができる力を持っている。
しかし、影響力の大きさは、人によって違う。
それにこだわる人もいますが、私は、大きさなど問題ではないと考えます。
社会に大きな影響を与える人もいれば、職場のメンバーに影響を与える人もいる。
影響力の大きさは問題ではなく、その人が、自分の人生の主体者として生きているかどうかが重要だと。
皆さんはどうですか?