人財育成の環境は変化しています。
上司が言ってはいけない10の言葉。今回は、前回の続き、残りの5つを挙げてみました。
口に出しているかもしれない人は、改善しましょう。
(6)「もっと会社のことを考えろ」
このひと言は、上司が自分の都合や立場が悪くなったときに使う場合が多いかもしれません。
「会社のこと=自分のこと、つまり自分に迷惑をかけるなと言いたいのだな」と解釈し、聞き流すことになります。
(7)「なぜそんなこともできないんだ?」
疑問形で言われると問い詰められているように感じるので、精神的にかなりきつい。
また、何度言っても相手ができないのなら、おそらく伝え方に問題があります。
相手を叱(しか)る前に、自分の教え方を変えてみるべきです。
(8)「やる気あるの?」
まじめに取り組んでいても思うような結果を出せないときもあります。
やる気はあるのにそこを否定されたら、誰でもショックを受け、どうすればいいのか分からなくなります。
(9)「言い訳するな」
言い訳をしているのか、事情を説明しているのか、その見極め方は難しいものです。
本人は自分に問題があると自覚しつつ、状況をわかりすく説明しようとしているだけなのかもしれません。
そのときにこのひと言を言われたら、動揺します。
(10)「勝手なことをするな」
普段は自分の頭で考えろ、自律した社員になれと言っておきながら、このひと言を投げかけたら相手は誰でも混乱します。
これは上司側に問題が多分にあります。上司が部下の行動を認められないと、このひと言で一喝する事が多い。
意欲は間違いなく落ちていきます。
以上どうでしたか?
自分をチェックしてみましょう。
言葉の影響力を再度認識していただき、磨いていきましょう。