自分が我慢していればいい。
この考えは、チームに負のスパイラルを生みます。
仕事の手順に問題がある場合、自分一人が我慢すればうまくいくからと不満を飲み込んでしまうことがあります。
自分ひとりの胸におさめてしまうのは一時的には効果があります。
しかし、それが何度も続くようでは一人に過大な負担がかかってしまいます。
業務上の問題点を改善する決断をすれば、後に、別の人間が同じ作業をすることになった時に効率的に作業できるようになります。
全てを我慢していては問題点が表に出ず、改善のチャンスを失ってしまうかもしれません。
誰かが我慢することで、うまくいくような仕事が長続きするはずがありません。
我慢することをやめて素直に不満に至る状況と改善依頼を口にすることが、より良い結果に結びつくこともある、ということを覚えておいてください。
仕事への取り組み方を改善するという作業は、特別なことをする必要はありません。
普段から改善の意識を持っておけば、改善すべきポイントを見逃さずに適切に対処することができます。