同じ景色でも、逆立ちしてみると全く違う風景がそこに広がる。
場所は何も変わっていないのに・・・・。
そうなのです。
シェイクスピアも言っています。
出来事に意味はない。すべて、人間の思考が意味を作り出すのだと。
同じものを見ても、同じことを体験しても人によって反応は全然違うのです。
ということは、絶対にダメなことなどないとも言えますし、絶対に正解ということもないのです。
例えば、上司が、ひどく声を荒げて部下を責め、怒ったということがあったとします。
Aさんは 「これで、評価はがた落ちだし、最悪だ」と落胆、びくびくするようになった。
Bさんは「あの怒り方はないやろ!そもそも、上司にも責任があるっちゅうに。」と逆切れして、上司批判をして怒っている。
Cさんは、「なるほど、上司の本音と、次気を付けなくてはならない点がよく分かったので、助かった、よし!」と前向きにやる気になっている。
どうでしょう。同じ状況にさらされても、どこに焦点を当てているかなのです。
Aさんは、上司からの評価
Bさんは、怒り方と上司の批判
Cさんは、問題の本質と次の成功へのポイント
に焦点を当てています。それによって、感情と行動に変化が起きるのです。
あなたは、どうですか?
少し、自分の反応の前の焦点に意識を向けてみましょう。