リーダーシップの定義はいろいろありますが、
「メンバーを巻き込み、自ら先頭に立って方向性を示し前進すること。」だとしたら、
そのためには、メンバーからリーダーとして認められている必要があります。
メンバーに認められなければリーダーシップを発揮することはできません。
認められる存在であるということは、よく言う「一目置かれる」存在ということになりますね。
一目置かれる存在であることではじめてメンバーに対する「影響力」が生まれます。
誰もがこの力を欲しがります。
では、リーダーの何によって「影響力」が生まれることになるのでしょうか。
それはそれぞれのリーダーによって異なって当然でしょう。
例えば、好ましい人間性によってメンバーから慕われている場合もありますし、すばらしい統率力によって支持されている場合もあるのです。
リーダーシップの源となるものを私はいつも2つ挙げています。
1. 知識や能力・技術力(テクニカルスキル)
2. 人柄や人間力(ヒューマンスキル)
往々にして、ヒューマンスキルの高い人は、対話の場を多く持つことにメンバーが抵抗しませんので、対話によるコミュニケーション促進がしやすいですし、テクニカルスキルの高い人のアドバイスは実績に基づいていることもあり、受け止められやすいですから、アドバイスによってコミュニケーションが促進される傾向にあります。
そういう意味で、リーダーは必ずと言って良いほど、コミュニケーション能力は必要ということになります。
磨いていますか?