ハーバード大学心理学部のダニエル・ギルバート教授が
TEDで語ったスピーチによれば、下半身麻痺になった人と、
数億円の宝くじを当てた人の1年後の幸福度は
変わらないのだそうです。
また、最愛の人を突然失った時落ち込みも、統計によれば、
平均4〜5年で元の幸福度にまで戻る。というよりむしろ、
元の幸福度を超えることも多いのだといいます。
大きな失敗や、落ち込みは時間が癒してくれる。
人間には、基本的に「幸せに生きようとする力」が、
備わっているということ。
だから、どんな苦境も乗り越えられるのです。
しかし、一点注意しなくてはいけないのが、
「毎日繰り返されているような不快感」
これに人間は抵抗力を失っていくということ。
例えば、外的要因として、満員電車での通勤による不快感のような
小さくも毎日続くストレスにはのようなこと。
内的要因として、日々自分がつぶやくひとりごと。
「また、だめだ。」
「また、嫌な言い方・・・聞きたくない・・。」
と言ったネガティブな内部対話。
それが最も自分の幸福に向かう力を阻止しているのかも知れません。
要注意・・・。