「自分探し」　自分をどこに探しに行くのでしょう。
「自分探し」をしても、その答えはどこにも見つからない。
自分を探すから見つからないのです。

では、自分はどこにあるのか。

「本当の自分」は日常の自分。日頃の自分の姿が、自分なのです。

「自分探し」をする人は、正しくは「理想の自分」を探しているのかもしれませんし、
もしくは、今の自分を受け入れることができず、逃げているのかもしれません。

いずれにしても、「今」の中に自分はあるのです。
今、目の前の事に、本気で一生懸命自分の力を最大に出し切って取り組んでいますか？
実は、その取り組みの中から、「自分の魅力」や「強み」や「自分らしさ」が明確になって来るのです。
活動や、成果、経験、どんなことも、意味づけ次第で、全く違う捉え方ができるのです。
価値がない、意味がない、面白くない。そう意味づけをするから、そうなる。

今この瞬間に意味と価値を見いだせる人は、自分のやっていることに意味と価値を見出し、
その毎日の積み重ねが一生となるわけですから、価値ある自分の人生となりますよね。
その生き方が、「自分」なのです。

勿論、方向性も必要です。今に情熱を傾け、未来を描く。目指す未来の自分までの道を見通しながら、
「自分づくり」に取り組んでいくこと。

未来を描くには、魅力的なものに触れ、心の底から、自分がそこに行きたい！と思えることが大切です。
やったほうが良い、やらねばならない、では、パワー不足になってしまいまた、迷い道へと向かってしまうのです。