コーチングの進め方には、相手(クライアント)との関係やジャンルによっていくつかのモデルがあります。
6回にわたって、コーチング初心者でも結果を出しやすい、基本的な6つのステップをご紹介しています。
今回はステップの③ 現状とギャップの明確化です。
相手の本当の目標を設定できたら、次は目標から見た現状とギャップ(障害)について明確にしていきます。
目標(ゴール)に向かうためには、現状(スタート地点)を明確にしなければスタートできません。
現状を明確にする質問例
「目標に対して今どういう状況ですか?」
「目標達成が100点満点としたら、今は何点ですか?
「目標に対して現状で上手くいっていること、上手くいっていないことは何ですか?」
など、相手の現状を客観的に捉えることで、事実確認を行います。
次に、目標を達成するにあたってギャップ(障害)になっているものを明確にします。
ギャップを明確にする質問例
「現状で満足できていないことは何ですか?」
「目標に対して制限となっているものは何かあるますか?」
「目標に対してやろうと思いながらできていないことは何ですか?」
など、目標達成の妨げになっていることを明確にします。
目標に対しての現状とギャップを明確にできたら、後はそのギャップを埋めていきます。