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Colums コラム

2022年04月01日

コーチングを実践する為の基本ステップ②-1

コーチングの進め方には、相手(クライアント)との関係やジャンルによっていくつかのモデルがあります。
コーチング初心者でも結果を出しやすい、基本的な6つのステップの中から今回はステップの② 
「目標/ゴールを具体化・明確化」です。

目標やゴールを明確にすることでクリアすべき課題が明らかとなり、その結果、思考や行動も変わっていきます。
・ゴールを具体的に描く
・目標/ゴールを達成する理由を明確にする
・ゴール達成の価値観を明確にする
・目標/ゴール達成のリスクを明確にする

【ステップ2】では、まず可能な限り目標/ゴールを具体的にします。
具体性の目安は、クライアント以外の第三者が目標やゴールを聞いて、何を達成したいのかが理解できる程度です。

例えば、

「どんな状態になりたいですか? 何を実現したいですか?」
「最高の結果は何ですか?」
「あなたにとっての魅力的な未来はどのようなものですか?」
「それらは具体的にどんなことですか?」
「いつそうなりたいですか? 手に入れたいですか?」
「誰とその目標を達成したいですか?」

目標/ゴールが具体的になったら、それを達成する理由や目的へと掘り下げていきます。
なぜその目標やゴールを達成したいのかを明確にすることで、達成の動機づけ・自発性、行動中の充実感や満足感が高まります。

ポイントは、人を動かす原動力は「なぜ(WHY)」から生まれることです。
こう考えることで、クライアントの心の深い部分にある感情に結びつき、目標/ゴールを達成するための大きな原動力となります。

例えば、

「どうしてその目標/ゴールを達成したいのですか?」
「その目標/ゴールを達成することにより、何が得られますか?」
「それを得ると、さらに得られるものはありますか? 」(数回このプロセスを繰り返す)

このプロセスでは、相手が短い言葉で回答できるようにすることがポイントです。