近年、グローバルに、多種多様な人間と交流する時代となり、 トップに立つ人間はますますいろんな人とチームをつくれなければなりません。
この時代を切り開いていかなくてはならないリーダーの皆さん、 優秀なリーダーについて、ピーター・ドラッカーは、このように言っています。  

第一に、過去ではなく未来を選ぶ。
第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。
第三に、横並びではなく独自性を持つ。
第四に、無難で容易なものではなく、変革をもたらすものを選ぶ。  

そしてドラッカーは、この４つを選ぶのは 知識や見識や分析力ではなく、リーダーの勇気だと説いています。  

なぜ勇気？と思って考えてみると、 脳はほっておくと未来の事より、過去のことを考えるようになり、 問題に囚われ、周りと同じようにしていればいいという感覚になる。
また、無難で容易なものを選ぶと精神的には楽です。  
となると、リーダーは、常に自分を見直し、自分の意識の方向を確認し 進化成長しようという意思を持ち続ける努力をしなくてはいけないということです。  

変化したいと言いつつ、成長したいと言いつつ、人は、知らず知らずのうちに 変わらないことを選択していることがあります。
だから、そこには、勇気がいるのでしょう。