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Colums コラム

2017年01月23日

【改革に必要なサーバントリーダーシップ】

メンバーの全員がリーダー自覚を持つに至った組織では、そもそものリーダーはどのようにふるまうべきでしょうか。
「状況によるリーダーシップ」という概念があります。
環境の変化に即応するためにはリーダーは固定化しないほうがいいという考えです。

メンバー全員が環境を観察し、先にその変化に気づいた人が、状況によって選ばれたリーダーだと考えます。
そしてその人間がリーダーシップを発揮する。
変化対応が終わったら、その人も一メンバーに戻る。というもの。

現実的には、どうかというと、まず一人の強力なリーダーが組織を作り、メンバーが育つまでは強いリーダーシップを発揮し続ける。
そのうち、メンバーが育ち、ある程度組織運営が軌道に乗ったら、少しずつメンバーに権限を移譲する。

メンバーの多くが自覚を持ってリーダー役割を担えるようになったら、自分はサーバントリーダーとしてサポート役に回る。
任せると丸投げは違います、その場にいて、プレーヤーの一人として活動しつつ、他のメンバーの活動をサポートする。

そして、ここが大切なのですが、メンバーをサポートしつつ、意識だけは現場から少しずらし、全体を俯瞰し、外に目を向け環境変化に気をつける。
難しい役割ですが、これこそが真のサーバントリーダーです。

このシフトチェンジが出来たチームは、強くなっていきますし、生き生きと仕事をする
組織となっています。皆さんはどうですか?